男性美容整形の手術のやり方なども知っておきたい

男性の美容整形とは

美容整形は、一言で言うと外科手術です。
プチ整形とは違い、手術を伴う、切る整形術です。
手術を行うことで、見た目をよりキレイに、男前にすることができます。
しかし、美容整形の目的は、ただ見た目を美しくするだけでなく、美しくなったあなたが自分自身に自信を持つことによって、コンプレックスから開放されることであり、そのお手伝いをするのが美容整形です。
美容整形で治療できるのは大きく分けて、目、鼻、口、アゴ、シワ取り、美肌など顔のケア、脂肪吸引などによる痩身などがあります。
しかし、当サイトでは「美容整形」を顔(目・鼻・口・小顔)部分に絞ってご紹介していきます。

美容整形で治せる部位って?"

二重まぶた 美容整形で最も人気の、二重まぶたにすることができます
目もと 目の上のたるみ、目の下のたるみ、目の下のくま、目もとのシワをなくすことができます
鼻全体を高くする、鼻筋を通す、段鼻、ワシ鼻矯正などの手術です。
口もと 唇をうすくする、唇をふっくらさせる、口角を上げる、ガミースマイルの矯正といったことができます
輪郭(小顔) アゴの整形、頬の整形、エラの整形、こめかみの調整、顔の脂肪吸引により小顔を目指します

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美容整形の手術方法


二重まぶたの美容整形手術

名称 手術方法 メリット デメリット
部分切開法 希望の二重まぶたのラインに沿って1cm程度部分的に切開します。切開した部分から余分な脂肪を取り除き、切開した皮膚を細いナイロンの糸で縫合します。
  • 脂肪除去も同時に行える
  • 戻りにくい
  • 切開法より腫れは小さい
  • シャワーは当日、入浴は翌日から可能
  • 切開法よりラインが決めにくい
  • 手術後に抜糸の通院が必要
  • やり直しがきかない
切開法 希望の二重まぶたのライン上を切開します。
次に皮膚の下の結合組織と脂肪を取り除いて、切開した皮膚を細いナイロンの糸で縫合します。
  • 脂肪除去も同時に行える
  • 戻りにくい
  • 部分切開にくらべてクッキリした二重まぶたに
  • シャワーは当日、入浴は翌日から可能
  • 切開する部分が大きいので腫れが大きくなる場合がある
  • 手術後に抜糸の通院が必要
  • やり直しがきかない

目もと、目のまわりの美容整形手術

名称 手術方法 メリット デメリット
目の上の
たるみ除去
目の上のたるみ部分を、二重のライン上に沿ってたるみの分だけ切り取り、皮膚の傷が目立たないよう二重のラインに合わせて縫合します。
  • スッキリとした二重まぶたに
  • 二重まぶたのラインを作ることも可能
  • シャワーは当日、入浴は3日後から可能
  • 手術後に抜糸の通院が必要
  • 腫れが1週間~1ヶ月ほど続く
目の下の
たるみ除去
余分な皮膚のたるみを取り除き、下まつげの付け根あたりで細かく縫合します。
  • スッキリと若返った印象に
  • シャワーは当日、入浴は翌日から可能
  • 手術後に抜糸の通院が必要
  • 腫れが1週間~1ヶ月ほど続く
目の下の
くま除去
下まぶたの裏側を5~10mm程切開し、そこから下まぶたの余分な脂肪を取り、目の下のくまを除去します。
  • シャワーは当日、入浴は翌日から可能
  • スッキリと若返った印象に
  • キズはまったく見えません
  • 2、3日腫れが続く
  • 手術後に抜糸の通院が必要
目頭切開法 上まぶたから目頭の部分に被さっている、ひだ状の皮膚(蒙古ひだ)を切除し縫合します。蒙古ひだを取り除くことで目と目の間隔が狭くなり、切れ長で目が大きな印象になります。
  • シャワーは当日、入浴は翌日から可能
  • 目が大きく見えるようになる
  • やり直しがきかない
  • 手術後に抜糸の通院が必要
目尻切開法 目尻を5mm~7mmほど切開し、切れ長で大きな目を作り出すと共に、小顔にも見える相乗効果ももたらしてくれます。
  • シャワーは当日、入浴は翌日から可能
  • 目尻の位置が変えられるので、垂れ目やツリ目を治すことが可能
  • 小顔効果が期待できる
  • 1週間ほど腫れが続く場合がある
  • 手術後に抜糸の通院が必要
眼瞼下垂
(がんけんかすい)

本来のまぶたの開きを取り戻すために、上まぶたを開ける働きをする眼けん挙筋をカットし、短縮させて縫合します。
この時、二重のラインを糸で結んで二重まぶたを作ることも可能です。

眼瞼下垂(がんけんかすい)

老化とともに上まぶたを開ける筋肉である眼けん挙筋が弱まり、思いどおりに目が開かない状態。

  • 視界が広がる
  • 二重まぶたにすることも可能
  • 1週間ほど腫れが続く場合がある
  • 手術後に抜糸の通院が必要

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鼻の美容整形手術

名称 手術方法 メリット デメリット
隆鼻術 片側の鼻の穴の内側をほんの少しカットし、プロテーゼを鼻筋に沿って挿入します。プロテーゼを固定しやすいように、鼻骨と骨膜の間にわずかなすき間をつくり、その中に挿入して高さを整えます。
  • プロテーゼは、外科手術でも使用される樹脂でできているので医学的にも安全
  • 触れても違和感がない
  • シャワーは当日から、入浴は3日後から可能
  • 手術後1日は固定が必要
  • 術後1週間は鼻をぶつけないようにする必要あり
  • 1ヶ月間は、激しいスポーツ・歯の治療・うつぶせ寝・長時間のメガネ使用ができない
  • 腫れが1週間~1ヶ月ほど続く
わし鼻の整形 鼻の穴の内側をカットして、突き出た鼻骨および軟骨の一部を切除し、鼻筋を整えます。
  • シャワーは当日、入浴は3日後から可能
  • キズは全く見えません
  • 手術後1日は固定が必要
  • 1ヶ月間は、激しいスポーツ・歯の治療・うつぶせ寝・長時間のメガネ使用ができない
  • 腫れが1週間~1ヶ月ほど続く
小鼻縮小 小鼻の付け根の部分の余分な組織を取り除き、細かく縫い縮めて形を整えます。
  • シャワー、入浴は当日から可能
  • スッキリと上品な印象に
  • キズはまったく見えません
  • 腫れが1週間~1ヶ月ほど続く
  • 手術後1日は固定が必要
  • 手術後に抜糸の通院が必要
鼻先形成 鼻先の左右の軟骨を縫い縮め、鼻先を細くします。鼻先にボリュームがなく低い場合は耳の後ろの見えにくい場所から軟骨を取り、鼻先に移植し、高さをだします。
  • シャワーは当日、入浴は翌日から可能
  • スッキリと上品な印象に
  • キズはまったく見えません。耳の後ろもほとんど分かりません。
  • 手術後1日は固定が必要
  • 1ヶ月間は、激しいスポーツ・歯の治療・うつぶせ寝・長時間のメガネ使用ができない
  • 腫れが1週間~1ヶ月ほど続く

口もとの美容整形手術

名称 手術方法 メリット デメリット
唇を薄く 唇の内側にある粘膜部の余分な組織を取り除き、細かく丁寧に縫い縮めます。
  • 薄くてカタチのよいスッキリした口もとに
  • シャワーは当日から、入浴は3日後から可能
  • キズはほとんど分りません
  • 術後しばらくは、熱いもの、冷たいもの、香辛料などが傷口にしみます
  • 腫れが1週間~1ヶ月ほど続く
  • 手術後に抜糸の通院が必要
唇をふっくらと 「脂肪注入」と、「ヒアルロン酸注入」の2つの方法があります。
脂肪注入法は脂肪吸引の技術を応用し、余分な脂肪を集めその脂肪を注入することによってふっくらした唇を実現します。
ヒアルロン酸は、もともと人体の皮膚・眼球・関節などに存在する結合組織で、関節内の注射薬などにも使用されています。
  • 入浴は当日から可能(ヒアルロン酸)
  • ふっくらと魅力的な唇に
  • 細い針を使うのでキズの心配はありません
  • 通院の必要はありません(ヒアルロン酸)
  • シャワーは翌日から、入浴は抜糸の翌々日より可能(脂肪注入)
  • 注入した脂肪の50%は体内に吸収されてしまう(脂肪注入)
  • 約半年~1年で体内に吸収されてしまう(ヒアルロン酸)
  • 腫れが1週間~1ヶ月ほど続く
  • ガーゼ交換と、1週間後に抜糸のための通院が必要(脂肪注入)
ガミースマイル 上唇と歯肉の間の粘膜を切除し、丁寧に縫合します。これにより、笑った時に見える歯グキの幅が狭くなります。
耳の後ろの軟骨を切り取り、鼻と歯ぐきの境目に挿入する方法もあります。

ガミースマイル
笑ったときに歯ぐきが大きくのぞいてしまうことをいいます。

  • シャワーは当日、入浴は翌日から可能
  • 笑ったときに見える歯茎のハバが狭くなります
  • キズはほとんど分かりません
  • 腫れが1週間~1ヶ月ほど続く
  • 術後しばらくは、熱いもの、冷たいもの、香辛料などが傷口にしみます。歯の治療は1ヶ月間できなくなります。

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輪郭(小顔)の美容整形手術

名称 手術方法 メリット デメリット
プロテーゼ挿入 下唇の裏側1cmほどを切開して、フェイスラインに合わせて最も理想的なあごの形にカットしたプロテーゼを、骨の上に挿入します。

プロテーゼ
軟骨と同じ硬さで体に害がない物質です。

  • オーダーメイドなので、形状の微調整が可能
  • 手術時間が短い
  • シャワーは当日から、入浴は3日後から可能
  • キズの心配はありません
  • 半永久的な効果、後遺症の心配もない
  • 術後しばらくは、熱いもの、冷たいもの、香辛料などが傷口にしみます
  • 腫れが1週間~1ヶ月ほど続く
アゴの骨削り 口腔内からあごの出っ張り(あご骨)を削り取ってフェイスラインを整えます。
  • アゴが小さくなり、バランスのよい輪郭に
  • シャワーは当日から、入浴は3日後から可能
  • キズの心配はありません
  • 術後しばらくは、熱いもの・冷たいもの・香辛料などが傷口にしみます。歯科の治療は1ヶ月間できなくなります。
  • 腫れが1週間~1ヶ月ほど続く
頬骨削り 頬骨削りは口腔内から頬骨の出っ張りを削り取ります。
  • シャワーは翌日、入浴は3日後から可能
  • スッキリ小顔になります
  • キズはほとんど分かりません
  • 腫れが1週間~1ヶ月ほど続く
  • 2日間の固定が必要
  • 術後しばらくは、熱いもの・冷たいもの・香辛料などが傷口にしみます。歯科の治療は1ヶ月間できなくなります
脂肪吸引 脂肪吸引は口角の目立たない部分から吸引専用の細い管で脂肪を吸い取って取り除きます。
  • シャワーは翌日、入浴は3日後から可能
  • キレイでシャープなフェイスラインに
  • キズはほとんど分かりません
  • 腫れが1週間~1ヶ月ほど続く
脂肪注入 下腹部や大腿部(太もも)から脂肪を吸引し、細い針で注入します。
  • シャワーは翌日、入浴は抜糸の翌々日から可能
  • ふっくらと魅力的な小顔に
  • キズの心配はありません
  • 腫れが1週間~1ヶ月ほど続く
  • 注入した脂肪の約50%は体内に吸収されてしまう
  • ガーゼ交換と、1週間後に抜糸のための通院が必要
エラ骨削り 「口内法」と「口外法」があります。口内法は、口腔内からエラ骨の出っ張りを削り取ります。口外法は、耳の下からメスを入れてエラの骨を削ります。
  • シャワーは翌日、入浴は3日後から可能
  • スッキリした小顔に
  • キズの心配はありません(口内法)
  • キズはほとんど目立ちません(口外法)
  • 腫れが1週間~1ヶ月ほど続く
  • 手術時間が少々長い(口内法)
  • 消毒と、1週間後に抜糸のための通院が必要です(口外法)
  • 固定が2日間必要となり、術後は、熱いもの・冷たいもの・香辛料などが傷口にしみます。歯科の治療は1ヶ月間できなくなります(口内法)
  • 固定が2日間必要です。歯科の治療は1ヶ月間できなくなります(口外法)