男性避妊のパイプカットについて
男性避妊で最も有効とされるパイプカットですが、メリットだけでなくデメリットや注意点。様々な手術の方法などを紹介します。
日本国内の避妊法としてはコンドームが一般的です。
しかし、コンドームには特有のわずらわしさがありますし、使用法を間違えると妊娠する可能性もあります。
そこで、子育てもすみ、経済的、年齢的にもう子供を作る必要がないという方におすすめできる確実な避妊法がパイプカットです。
パイプカット・男性避妊ってどんなの?
パートナーとのより良い性生活を送るための方法として、パイプカットは非常に有効なものです。
パイプカットとは精液に精子を含ませないようにする男性側の避妊手術です。
「パイプカット」とは男性の避妊手術のことで、精管結紮切除術(せいかんけっさつせつじょじゅつ)と呼ばれています。
パイプカットの手術は、男性の避妊手術でパ-トナ-を妊娠させてしまうといった不安感がなくなりますのでセックスライフが充実します。
パイプカットしたからといって、精液が出ないということはなく、放出する射精感というものも失われません。精子が含まれていないということ以外、何ら今までと変わることはないのです。
精管は精子の通るただの管ではなく、精子を運ぶベルトコンベアのような機能を持った器官です。
一度手術を受けると、精管の再開通手術は非常に困難です。
今後の人生設計をよくお考えの上手術を受けてください。
子育てもすみ、経済的、年齢的にもう子供を作る必要がないという方におすすめできる確実な避妊法がパイプカットです。
クリニックによっては、パイプカット手術にあたり「男性避妊手術同意書」が必要なクリニックがあります。
パイプカット・男性避妊の手術方法
手術方法
精子が造られる睾丸から延びる精管は通常2本ありますので、この管を切断する手術を行います。
陰嚢部に1本につき1cmほど切開し精管を取り出し切断し確実に糸で縛り断面を電気で潰していきます。
まず局部麻酔をし、陰嚢の皮膚左右二か所を小切開し、精管を切り離して、切り口を糸で結び付けます。
あとは陰嚢の切開部分を縫合して、もとの通りにすれば終わりです。
治療時間は約20~30分程度で完了します。
手術時間 | 約30分 |
抜糸 | あり(一ヵ月後)/なし(自然吸収糸の場合) |
シャワー | 4日後 |
入浴 | 1週間後 |
性交渉 | 1週間後より可能(要避妊) |
精液検査 | 1ヵ月後(残留精子の検査を行います。) |
パイプカットのメリット | パイプカットのデメリット |
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パイプカット・男性避妊手術後のアフターケア
精子が造られる睾丸から延びる精管は通常2本ありますので、この管を切断する手術を行います。
陰嚢部に1本につき1cmほど切開し精管を取り出し切断し確実に糸で縛り断面を電気で潰していきます。
まず局部麻酔をし、陰嚢の皮膚左右二か所を小切開し、精管を切り離して、切り口を糸で結び付けます。
あとは陰嚢の切開部分を縫合して、もとの通りにすれば終わりです。
治療時間は約20~30分程度で完了します。