男性の脱毛とはどういうもの?安全か調べてみました。

男性脱毛って?

男性でも脱毛を意識する人は少なくありません。
ムダ毛が多いということを気にされている方から、髭が濃く毎日剃るのが大変だと感じられる方も少なくありません。
また、毎日のひげ剃りは、肌にも大きな負担になります。

こういったことから脱毛・ムダ毛処理=女性の悩みと思われていた時代とは大きく様変わりして、最近では男性の脱毛・永久脱毛も増えてきています。

男性のムダ毛の悩みは、次のようなものが多いです。

  1. ヒゲの処理が面倒、青ヒゲが嫌だから永久脱毛したい!
  2. 腕や足の全体的な毛量を減らしたい(完全な永久脱毛でツルツルになるのはちょっと・・・)。
  3. または毛量を少なくして毎日のヒゲ剃りから解放されたい。
  4. ヒゲなどを格好よくデザインして、不要な部分を永久脱毛したい。

永久脱毛なら、ひげ剃りにかかる時間や労力、体毛の濃い人のコンプレックスも解消できます。

女性のエステ・美容クリニックだけでなく、近年は男性専用の美容クリニックも続々オープンしています。
ムダ毛処理でムダに時間を取られるよりも短時間でキレイに脱毛できるならやってみたくなりますよね。

それでは、美容クリニックやエステ、美容外科で行われている代表的なものから紹介していきます。

男性の脱毛方法

レーザー脱毛

レーザー脱毛レーザー脱毛は短時間に痛みもなく、感染の心配もなしに手軽に脱毛をおこなえる脱毛です。レーザー脱毛の原理は、レーザー光が黒色にしか反応しないという特性を利用したもので、脱毛したい部分にレーザーを照射することで毛根にあるメラニン色素を毛母細胞ごと熱破壊します。
皮膚にある毛以外の、微細なメラニン色素まで熱破壊する心配もありません。 その為、肌の弱い方でも安心して施術を受けることができます。

レーザー脱毛のメリット レーザー脱毛のデメリット
  • 短時間での脱毛が可能
  • 肌への負荷が少ない(当日に入浴可)
  • 一度に広範囲への施術が可能
  • 費用が安い
  • 痛みが少ない
  • アトピー、アレルギー体質の方でもほとんどOK
  • 白髪や薄い毛は脱毛できない
  • 日焼けしているとできない場合がある
  • シミ、アザ、ホクロがあると出来ない場合がある

電気脱毛

電気脱毛
電気脱毛絶縁針脱毛と呼ばれるものが主流です。
脱毛方法は、毛穴の1つ1つに絶縁針という 細い金属針を刺し、高周波や弱い電気を流して毛包を破壊して1本ずつ丁寧に処理していきます。
電気脱毛は全身どの部位でも脱毛が可能で、眉毛、乳輪、前額生え際、ひげ、指、軟毛等、腋毛(多汗を伴う)などで効果を発揮します。

電気脱毛のメリット 電気脱毛のデメリット
  • 全身の脱毛OK
  • 白髪、眉など細かい部分・色素沈着が強い部分でも永久脱毛が可能
  • 最後の1本まで脱毛可能
  • 治療回数、期間、1回あたりの時間が長い
  • 少し毛を伸ばしておく必要がある
  • 妊娠初期の方、熱がある方はNG
  • レーザー脱毛より痛みが強い

光脱毛

男性の永久脱毛

光脱毛とは、強力な光をフィルターに かけて、ムダ毛の処理ができる波長の光を取りだし、 その光をムダ毛の毛根部に照射して、毛包周辺の毛の再生組織を破壊することで永久脱毛を達成する脱毛方法です。

レーザー脱毛が単一波長の光なのに対し、光脱毛の場合は いろんな波長を含む普通の光にフィルターをかけ、 黒い色に反応する範囲の波長だけを取り出して照射します。
主に、皮膚科や美容外科などの医療機関、エステティックサロンで行われている永久脱毛法です。
ただし、エステティックサロンの場合は、医療行為に当たらないように光の出力を弱く調節しているため、脱毛の効果が低いようです。

光脱毛のメリット 光脱毛のデメリット
  • レーザー光より波長が長いため、光が毛根部に確実に届くことから高い永久脱毛効果が期待できる
  • 拡散光なのでレーザー脱毛よりも安全性が高い
  • レーザー脱毛より痛みは少ない
  • レーザー脱毛より安価でスピーディ
  • 施術する人の技術によって脱毛効果が左右されてしまうことも
  • 少し毛を伸ばしておく必要がある
  • 日焼けが強い人は施術できない
  • 照射部分が赤くなったり腫れたりすることも

永久脱毛

永久脱毛とは、毛が発育・再生するためにある毛母や毛乳頭、立毛筋などの組織をレーザーや電気絶縁針で破壊し、永久に毛が生えないようにする脱毛方法です。
永久脱毛は「最終脱毛から一ヵ月後の毛の再生率が20%以下」と定義されています。最後の脱毛処置から半年程度経過した時点で、発毛がなければ医学的には 「永久脱毛」とみなされるようです。
永久脱毛の方法は、次の2つ。

・光の熱を利用する「レーザー脱毛」、「光脱毛
・電気や高周波の熱を利用する「電気(絶縁)針脱毛

男性の毛質は女性のそれと違い、次のような特徴があります。

  • 全体の毛量が女性より多い
  • 処理面積が女性より広い
  • うぶ毛が少なく、黒く太い毛が多い

したがって、女性の永久脱毛と違い、料金が若干割増になる傾向があるようです。
しかし、
一番多く利用されるレーザー脱毛の脱毛原理から、脱毛効果は女性よりも高いという特徴があります。

家庭用脱毛器

脱毛を考えて、まず手を出すのがこの家庭での脱毛かと思います。
手軽に、誰にも知られずにムダ毛処理をできるので手を出したくなるのですが、脱毛の自己処理にはそれなりの危険性もあります。家庭用脱毛器には、主に抜くタイプ剃るタイプのものがあり、
最近では家庭用レーザー脱毛器まで開発されました。

しかし簡単に家庭でできるといって、間違ったやり方でのムダ毛処理はトラブルの原因になってしまいます。
ですので、事前にそれぞれの特徴や注意点などについてよく知っておくことが必要です。

抜くタイプの脱毛器(電動脱毛器・毛抜き)

お風呂上りに脱毛を行うと、毛穴が開いている為、痛みが軽減されます。
※お風呂場で行うと細菌が入る可能性があるので×

毛の流れに沿って抜くと、痛みが少なく、炎症が起こりにくいです。

抜くタイプの脱毛器のメリット 抜くタイプの脱毛器のデメリット
  • 剃るのに比べ、処理の頻度も少なくて済む
  • 肌への負担が比較的少ない
  • 脱毛直後は肌が赤くなる場合がある
  • 毛穴に細菌が入って炎症を起こす場合がある
  • 埋没毛になったり赤いブツブツになる場合がある

剃るタイプの脱毛器(カミソリ・シェーバー)

毛は水分を含むと柔らかくなるので、お風呂やシャワーのあとに剃るほうがとキレイに剃れます。
錆びた刃や傷んでしまった刃で剃ると、皮膚に雑菌が入ってしまうおそれがあります。必ず清潔で切れ味のよい刃を使いましょう。

石鹸・ボディソープを使って剃ると、剃り易いのですが肌荒れ・乾燥の原因になることがあります。自分の肌に合うシェービングジェルなどを使い、剃った後はローションなどでうるおいを与えましょう。

毛の流れに沿って優しく剃ると、炎症が起こりにくいです。

剃るタイプの脱毛器のメリット 剃るタイプの脱毛器のデメリット
  • 一度に広範囲のムダ毛を手軽に処理できる
  • 器具の扱いが簡単
  • 安全で、痛みも少ない
  • 表面の毛しか処理できないので、すぐに新しい毛が生えてくる
  • 皮膚への負担が大きく、頻度が多くなるとカミソリ負けする場合がある

家庭用電気脱毛器・レーザー脱毛器

製品の使用法や注意をよく読んで理解し、安全を最優先に脱毛処理をしましょう。
中には効果が疑わしいものもあります。しっかり下調べするようにしましょう。肌や身体に異常を感じたら、使用をとめて皮膚科に相談しましょう。

電気脱毛器・レーザー脱毛器のメリット 電気脱毛器・レーザー脱毛器のデメリット
  • 美容クリニックやエステ、美容外科に行く手間が省ける
  • 金額的にも負担が少ない
  • うまく処理できれば長期的な効果が期待できる
  • とても根気のいる作業です
  • やけどや感電などの危険がある
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脱毛クリーム・脱毛ワックス

脱毛クリームとは、毛を溶かして脱毛するクリームのことです。
脱毛クリームにはアルカリ性の化学成分が含まれていて、その成分によって毛を引きちぎりやすくするのです。
脱毛クリームによるムダ毛処理は、肌の表面上の毛を溶かすだけなので、一時的なものです。
つまり、ほとんどの場合抑毛剤を一緒に使用し、ムダ毛の成長を遅らせます。

脱毛クリームのメリット 脱毛クリームのデメリット
  • 痛みを伴うことなく、手軽に脱毛できる
  • カミソリ負けなどの症状がない
  • 毛の先端がチクチクしない
  • 化学物質が含有されており、肌のトラブルが起こりやすい
  • 使用前のバッチテストが必須
  • 毛が生えてくるのが早い

脱毛をする前に