男性の植毛をする前に知っておきたいこと、メリットなど

植毛をする前に

男性が植毛する時に知っておきたいことをまとめてみました。
メリットやデメリットを色々調べてみました。ドクターにも色々教えていただきました。

頭髪以外の植毛

髪の毛だけでなく、まつげや眉毛を自毛植毛（医療植毛）することも可能です。
男性の方の場合、眉毛の薄さや体毛の薄さに悩む人もいますよね。
眉毛やアンダーヘアの自毛植毛（医療植毛）も、髪の毛の自毛植毛（医療植毛）とほとんど同じです。
採取した髪の毛の行き先が、頭部から眉毛やアンダーヘアに変わるだけのことなのです。

眉毛の植毛

眉毛は顔の中でも重要なポイントの１つです。
眉毛の形や太さ、長さなどによって印象は大きく変わってきます。
眉毛の植毛は眉尻が短い、密度が薄いといった方におすすめです。顔の中での全体的なトータルバランスを考慮した、デザイン性の高い眉毛の植毛は、美容医療ならではです。

アンダーヘアの植毛

薄くなったアンダーヘアにも自毛植毛（医療植毛）が可能です。移植前の毛根の性質を引き継ぎ、毛髪と同じように定着します。
採取する毛髪が直毛でも、衣類による摩擦により、時間の経過とともに自然な感じになっていきます。
自毛植毛（医療植毛）は、傷痕を隠して目立たなくするのにも効果的です。

ヘアコンタクトとは

ヘアコンタクトとは、0.03mmの薄さの膜に髪を植えたものを頭皮に吸着させ、一体化させる新しい方式です。肉眼ではほとんど見分けのつかない自然な生え際が特長です。メガネが従来のカツラ、ヘアコンタクトはコンタクトレンズと比喩しているほどに薄い皮膜です。

ヘアコンタクトは、安全性の確認された特殊な吸着剤で肌に密着。
かなり強く引っ張られてもはがれません。時間がたつほど地肌になじんで肉眼ではほとんど見分けがつかないほどに自然な印象になります。
はずす場合は専用のクレンジングスプレーで簡単にはずせます。時間が経つと親和性が高まり、どんどん自然になります。

発毛、育毛とは

薄毛、抜け毛の原因として、頭皮環境が悪いことが挙げられます。
発毛、育毛とは、薄毛・抜け毛につながるような外部要因を除去し、血行促進・栄養補給等で頭皮環境を改善し、髪本来の自然な成長を促すことをいいます。

また、発毛、育毛は育毛剤や育毛サロン等の専門商品、サービス利用の他に、シャンプーや頭皮マッサージなど、唯一自分で行うことのできるヘアケアです。

植毛についてよくあるご質問Ｑ＆Ａ

植毛で移植した髪の毛はずっと生え続けるの？
自毛植毛（医療植毛）の場合、半永久的に生え続けます。もちろん他の髪の毛同様、ヘアサイクルによる脱毛はありますが、移植した毛根は生きているので、一度抜けても新しい髪の毛が生えてきます。

植毛で移植した髪の毛は一度抜け落ちるってホント？
はい、すべてではありませんが、一度抜け落ちてしまいます。これは植毛により移植された髪の毛が、ヘアサイクルの休止期に入るためです。ただし、移植された毛根は生きているので約3～4ヶ月後には産毛を確認することができ、約6ヶ月後くらいから、頭髪のボリュームが改善されてくるのを実感できるはずです。

植毛は１回行うだけでＯＫ？
医学的にみれば、１回の植毛でＯＫです。医学的には移植先部分の薄毛は、患者様がご希望された移植毛数の約90％以上（ほぼ100％に近い）の範囲で解消されます。

植毛手術は痛くない？
痛みはほとんど感じないでしょう。ほとんどの場合、局所麻酔を使用して植毛手術を行うので手術中に痛みを感じることはほとんどありません。また、術後も鎮痛剤をくれます。

植毛手術は日帰りってホント？
はい、入院の必要はありません。日帰りで手術を行います。手術後約1～2週間は、いくつかの生活上の制約はありますが、手術翌日から普段どおりにお過ごし頂くことができます。

植毛手術はどれくらい時間がかかるの？
植毛範囲によって異なりますので一概には言えませんが、午前中から始めて、夕方午後には終わります。植毛範囲が狭い場合は午前中から始めて、お昼頃には終わる場合もあります。いずれにしても、入院の必要はなく、日帰りで施術が可能です。

移植元の側頭部や後頭部にキズは残る？
キズはほとんど残りません。キズ跡は側頭部や後頭部の毛によって覆われるため、通常傷口が目立つことはありません。

いつから仕事を始められますか？
植毛手術の翌日からお仕事をしてもＯＫです。しかし、仕事の内容にもよりますが、術後しばらくは生活上の制約がいくつかあるため、できれば数日間、お仕事を休んだ方がいいようです。

いつからシャンプーができますか？
移植部分の状態にもよりますが、術後2日目以降に許可が出る場合が多いようです。
ただし、術後2日目前後は移植した毛根が定着する重要な時期なので、軽く洗い流したり、子供用のシャンプーを使ったりして、移植部分への刺激を極力避けるようにしましょう。
術後2週間も経てば、今まで通りにシャンプーを行うことができるはずです。

植毛手術は健康保険が使えますか？
植毛手術は病気を治すための手術ではないため、自由診療扱いとなり、健康保険はききません。ですので、多くの美容クリニックでは、クレジットカードやローンの利用が可能になっています。

２回目の植毛はいつからできますか？
自然な毛量を実現するために、手術を何度かに分けて行うこともあります。最初に植毛を行ったところから新しく毛髪が生えてくれば、2 回目の手術を行うことが可能となります。個人差にもよりますが、だいたい約半年後にはできると考えていただいて結構です。

植毛にかかる費用の比較

植毛の美容クリニックを選ぶコツは

日本は「植毛途上国」のため、植毛を行っているクリニックはかなり少ないようです。
こうなってくると、あまり選ぶ余地がなくなってくるのですが、それでも下調べはしっかりと行っておきたいですよね。

確実な効果が認められている植毛方法を採用していること

基本的にどのクリニックもFUT（フォリキュラー・ユニット・トランスプランテーション）を採用しているかと思いますが、株分けの方法や器具によって術式は変わります。事前にしっかりと確認しましょう。

主治医の先生が形成外科医であること

主治医の先生が形成外科医の資格を持っているか、しっかりと確認しておきましょう。万が一の事態に備えて、クリニック選びは慎重に。

疑問、質問に丁寧に、しっかりと答えてくれる

「こうなりたい」というあなたのイメージをできるだけ詳しく、具体的に説明することが重要です。
そしてこちらの細かい要望を丁寧に聞いてくれ、なおかつ小さな疑問にもしっかり答えてくれるところが良いです。
料金や失敗例などのデメリットも納得がいくまで聞きましょう。技術レベルが高く、評判のいい美容外科でも、カウンセリングが十分でなければ良い結果は得られません。

施術する技師・医師がアフターケアまで担当してくれる

植毛を行う技師・医師が、最初から最後まで担当してくれるところを選びましょう。

まずこちらの要望を聞き、最適な方法を提案してくれる

価格、肌質、毛質、体調、回数などいろんな要素をひっくるめて、あなたにとってベストな方法を提案してくれるクリニックを選びましょう。

いろんなクリニックを比較をする

同じ要望でも、植毛方法や料金など、クリニックによって微妙な違いがあります。
ほとんどのところでカウンセリング・相談は無料なのですぐに決めてしまったりせず、複数のクリニックに相談して比較をしましょう。

クリニックの衛生管理やスタッフの対応

健康保険は適用されず、自費診療になるためクリニックによって費用にも幅があります。
費用にはサービスも含まれます。それ以外にクリニックの衛生管理やスタッフの対応も重要な要素です。

植毛とは