脂肪吸引とは
やせたいけれど運動している時間はないし、リバウンドも怖い。
そんな方におすすめなのが脂肪吸引です。
日本で脂肪吸引が始まってから、すでに20年近くが経過しています。
最近1の進歩は著しく、吸引管の改善、超音波吸引器など様々な改良が行われてきました。
大きな不安を抱く人も多いですが、実は国内でもかなりの件数が行われている手術であり、大学病院で手術を行うところもあります。
正しく行えば、安全に確実 脂肪を除去することができ、リバウンドを起こさない効果的な治療です。
脂肪は大きく分けると「内臓脂肪」と呼ばれる吸引ができないものと、「皮下脂肪」と呼ばれる吸引ができるものがあります。
皮下脂肪には二つの層があって、深い層は、痩せにくく太りやすい性質を持っています。
この深い層の細胞を取るのが脂肪吸引です。
脂肪吸引手術は通常、2~4ミリのカニューレといわれる細い管を用いて体脂肪を除去する施術のことをいいます。
脂肪吸引の方法、手術
脂肪吸引に関しては、クリニックによって色々な名称が存在し戸惑うこともあるかと思いますが、基本的な方法にそれほど差はありません。
脂肪吸引手術は必ず麻酔を使って行います。
脂肪が気になる部分に局所麻酔剤と止血剤を注入し、施術跡が気にならない部分から特殊な管を差し込み、脂肪を吸引する施術になります。
メソセラピー(脂肪溶解)
メソセラピーとは、体が本来備えている排出機能を利用し、注射を打つだけで脂肪を分解・溶解する方法です。
今までは、部分痩せを行うには脂肪吸引による方法が主流でしたが、メソセラピーは、お腹や二の腕部分などの気になるところにアミノ酸やビタミン剤を15分ほどかけて注射するだけで終了です。
個人差はあるようですが、メソセラピーは1回ではなく、2週間~3週間の間隔で数回の治療で徐々に効果を得られるようです。
メソセラピーのメリット | メソセラピーのデメリット |
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脂肪吸引「超音波脂肪吸引」
脂肪を吸引しやすいようにします。体外より超音波を当てる術法が主流です。
脂肪をやわらかくすることで脂肪を繊細に、滑らかに吸引して、より自然な仕上がりになります。
超音波を使用した脂肪吸引は、従来の脂肪吸引に比べて手術中の痛みや出血が少ないので、一度に沢山の脂肪を安全に吸引でき、術後の回復も早いのが特徴です。
術後、しばらく休む必要がありますが日帰りが可能です。
超音波脂肪吸引のメリット | 超音波脂肪吸引のデメリット |
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シリンジ法
脂肪吸引は通常、カニューレと呼ばれる管を挿入して行いますが、通常はこれがチューブによって吸引本体の機械に接続され、自動的に吸引されていきます。シリンジ法とは、カニューレに直接注射器の本体部分がついており、それを操作して少しづつ吸引していきます。非常に手間がかかり、吸引力も弱く安定して いないので、現在シリンジ法で脂肪吸引を行っているクリニックはかなり少ないでしょう。
超音波脂肪吸引のメリット | 超音波脂肪吸引のデメリット |
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カーボメッド
カーボメッドとは、フランスで動脈硬化や血管障害に用いられてきた医療機器のことです。
妊娠線の解消で活躍していたカーボメッドが、部分痩せでクローズアップされたのは最近です。
カーボメッドは、体内に炭酸ガスを注入する方法で、脂肪吸引という呼び方は適切ではなく、脂肪の分解を促進する部分痩せの術法です。
皮下脂肪に炭酸ガスを注入すると体内に炭酸ガスが充満し、細胞は一瞬、酸欠の状態になります。
つまり、痩せたい部分の擬似的な有酸素運動を誘発して気になる部分を引き締めるという効果があるります。
術法は、極細針を注射するだけなので、麻酔の必要がなく、出血もほぼありません。
痩せたくない部分には、炭酸ガスが入らないようにバンドで圧迫するため、細かいパーツ痩せも思いのままです。
注入部分の代謝が上がるので、アンチエイジングや肌荒れ改善という、うれしいオマケも。
カーボメッドのメリット | カーボメッドのデメリット |
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レーザー照射
脂肪層に極細の管を注入し、レーザーを脂肪細胞に照射する施術法です。
脂肪細胞の数自体が多く、痩せにくい体質の人におすすめです。
脂肪細胞そのものを減らすことができるので、リバウンドの心配がありません。
レーザーにさらされた脂肪細胞は溶解し、1~3ヶ月かけて老廃物と一緒に対外に排出されます。
広範囲の脂肪を取り去る脂肪吸引に比べ、アゴやふくらはぎなど部分的な痩せも可能です。
また、レーザーによってコラーゲンの活性化を促すため、 美肌効果も期待できます。
レーザー照射のメリット | レーザー照射のデメリット |
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